この症状は何?最初は分からなかったパニック障害! 女性 39歳 M.S.さん

5年ほど前、職場で酷いモラハラを経験し、ストレスにより体重が10キロほど急激に減少したため、心身共に限界を感じ退職しました。

それから数カ月後、友人と一緒に国内旅行をした際、夜中にホテルで初めてのパニック発作を経験しました。

しかし、当初はこの症状がパニック障害によるものとは思いもよらず、「久々の旅行でちょっと疲れてしまったのかな?」といった程度に捉えていました。

外出が恐くなる、突然訪れる発作

パニック発作は何の前触れもなく突然訪れます。特に、よく知らない場所に1人で行かなくてはならない時や、周りに座る場所がない、トイレが近くにないなど、発作が起こった時に避難する場所がないと、精神的に負担がかかるせいか、発作が起こりやすい傾向があります

まず、突然の不安感とめまいが起こり、立っていられなくなります。同時に吐き気と腹痛も起こります。即座にどこかに座り込むかトイレに駆け込み、冷や汗をかきながら症状が治まるのをひたすら待ちます。

しかし私の場合、最も酷い発作は深夜1時~2時頃の睡眠時に起こります。強烈な吐き気と腹痛とめまいで突然目が覚め、そのままではベッドの上で吐いてしまいそうなので、フラフラになりながらも壁を伝ってなんとかトイレへ入ります。

トイレに座ると寒くもないのに体全体がガタガタと大きく震え始め、顔や手に痺れを感じ、冷や汗が大量に流れ、このまま死ぬのではないかといった強い不安感に襲われます。

「電話をかけられる状態にまで回復したら救急車を呼ぼう…」と思いながら、そのまま15分から20分くらい耐えていると、急にそれまでの症状が嘘のようにスーッと治まり、「さっきの症状は一体何だったのか?」と不思議になるほどスッキリした気分になるのです。

経験したことのない人には理解しがたい

症状が出はじめた頃は、家族や友人に理解してもらいたいという気持ちが強く、パニック障害について何度か話しをしました。しかし、家族からは「性格が神経質だから」とか「運動もしないで家に閉じこもっているからだ」など、余計に辛い気持ちになる言葉が返ってくる状況でした。

それからは家族には何も言わないようにしています。理解を示してくれる友人はいますが、症状についてはあまり話さないようにしています。

家族や友人に精神的な励ましやサポートも求めても、相手に経験がない場合、パニック障害という病気はなかなか理解できないと思いますし、むやみに相談することで相手を困らせてしまうかもしれません。

誰かに理解してもらおうとするより、自分に合った改善方法を探し出すほうが有意義ですし、改善への近道だと考えます。

とにかく自分自身をいたわること

病院には2、3度通い、薬を処方してもらいましたが、体質に合わず効果も感じませんでした。そこで、徹底的に自分の好きなことだけをして毎日を過ごすことにしました。

小物を作ったり、DVDを見たり、インターネットをしたり、好きな本を読んだりといった些細な事ですが、心からリラックスできる事に多くの時間を費やしています。

また、この症状が出はじめてからは、短期間の仕事や拘束時間の少ない仕事のみを選んでいます。時折「自分自身を甘やかしすぎているのでは?」といった罪悪感に苛まれることもありますし、将来の保障や金銭面の不安は拭えません。

しかし、無理をすると更に症状が悪化してしまう可能性も高いので、時間をかけて焦らずじっくりとパニック障害に向き合っていこうと思っています。

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