物心ついた時からトイレ恐怖症!パニック障害の発作を改善するまで 女性 38歳 M.M.さん

体に異常ないのに、急に死にそうな位の激しい発作が起きてしまう事があります。その発作がいつ起きるか分からないと不安になり、外出もままなりません。

勤めていた会社を長期休暇・退職しなければならない程、重症な症状もあります。

パニック障害という病名を知らないまま薬に頼らず、ほぼ完治してしまった体験を紹介致します。

物心がついた時からトイレ恐怖症と変な夢

物心ついた頃からトイレに行くのが怖くて、外出先でもよく我慢していました。安心して1人で入れるのは自宅のトイレしかありませんでした。

またデパートなどの丸い形の排気口・業務用暖房器具が怖くて、ビクビクしながら歩いていたのを思い出します。ゴーっと音がしてると発作が起きそうになりました。

同じ頃から数日に一度、変な夢をよく見ていました。「狭い道路の突き当りを曲がると崖から落ちて、そのまま線路へ落ちる夢」「超巨大な換気扇に吸い込まれる夢」「大量の換気扇に追いかけられる夢」です。

どちらも目が覚めた時は全身汗だくで、過呼吸を起こし泣いてました。

トイレ内の条件が揃うと発作が起きる

実家のトイレには窓しか付いておらず換気扇はありません。自宅以外は駄目なのかと思えば、そうではありません。私の場合は「昔ながらの音の大きい換気扇」「換気扇の直径が大きなもの」「薄暗い室内」の3点が揃うと、変な夢を見た時と同じ症状が出ます。

トイレのドアを開けた瞬間に、まず尋常でない程の冷や汗が出てきます。震えが止まらず息が出来なくなって苦しくなりしゃがみます。苦しいので息をしようとすると決まって過呼吸になりました。何かに殺されてしまいそうな恐怖感に襲われ、気がつくと泣いていました。

特に初めての場所でのトイレだとよくあり知らないおばちゃんとかに「大丈夫?」と迷子と間違われていました。トイレ以外でも発作はありましたが、狭い場所ではなかったので、耳を塞いだり見ないようにしたりしてやり過ごしました。

学校のトイレの条件が全て揃っていて、1人でどうしても入れなかったのは辛かったです。

1人で行ってみて駄目なら周りに頼む

両親が一緒の場合は「トイレが怖くて苦しくなっちゃうから」と中学に入るまでいつも付き添って貰いました。両親がいない時は、小さいながらに発作が起きないようにと、恥ずかしいけど先生や友達にも「トイレが怖くて息できなくなるので、ついてきて欲しい」と前もってお願いもしました。

小学3年生にもなると、下校時刻が過ぎても残ってる場合は仕方なく1人で行くのですが、発作が起きないように猛ダッシュで入り、歌を歌いながら気を紛らわせていました。汗だくでしたけど、過呼吸は起きずなんとか乗り切りました。

ひっかかる出来事を自分で調べる

この発作は出産して1人目のトイレトレーニング中まで続いてます。

ある日自宅で娘とトイレに行った時のことです。娘はトイレを怖がらないし、水洗トイレを見て笑ってる余裕があるのに、なぜ自分は発作が起きるんだろうと考えてみました。

私は2歳になるちょっと前に引っ越してます。もちろんですがその当時の家を覚えていません。実家に帰った時に母に育児相談しつつ、昔住んでいた家の事と小さな時に見ていた夢の事を話してみました。

「トイレを怖がっていたのは引っ越す前から」「トイレに換気扇あったよ。電気スイッチ入れると換気扇も動いて泣いちゃうから、よく電気つけないでトイレトレーニングをやった」「ちゃんと出るまで閉めとくからねって、ドア閉めちゃった事ある」って出てくる出てくる…。あ!これ、私が長年悩んでいた原因じゃないですか。

物心つく前の出来事は印象が強烈だと覚えているのでしょう。子供の記憶力に目からうろこの瞬間でした。

理由が把握出来た今

この話が出来てからは発作の頻度が極端に減り、条件と一致したトイレに行くと意識してしまいます。

「怖くないから大丈夫!」「子供の頃はよく頑張って行ったよなぁ、エライ!」「すぐ出るから我慢我慢」と言い聞かせながらなんとか克服出来ました。

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