産後にひどい動悸が!パニック障害を克服するための日々 女性 36歳 Y.N.さん

まるで心臓の病気のような苦しい動悸。発汗や喉の詰まり、時には頭が痺れるような感覚…。

色んな病気を疑い、多くの検査を受け、病院まわりをした挙句、パニック障害という病名がつきました。自律神経の乱れから発端するこの病気は、産後の女性が気をつけなければならない病気です。

育児に追われる日々、気遣えない自分の身体

核家族の私は、産前と産後を里帰りなしで過ごしました。朝早くから夜遅くまで仕事を頑張る夫に答えようと、家事と育児を一身に引き受け、頑張っていました。生まれたての赤ちゃんは可愛いし、夫はねぎらってくれる。自分は何処までも走っていけると信じていました。

しかし、産後半年が経過した時です。いつまでもまともに眠れず、食事もままならない生活の中で、自律神経の乱れを感じていました。背中の痛みや、眩暈、生理前の気分の落ち込み…。

時が解決してくれると思いましたが、私の身体はそうはいかず、ついに息ができないほどの心臓の動悸を感じるようになったのです。

過労とストレス。それを感じた時には必ず起きる症状

暑さや寒さの変化。それが動悸のスタートの合図です。自律神経を刺激することがあった場合、その場に崩れてしまうほどの息苦しさ、動悸が私を襲います。

とにかく横にならなければ、そのまま心臓が止まってしまうのではないかという不安に駆られて、さらなるパニックを引き起こしてしまいそうになるのです。

けれど、そういう時に限って幼い我が子の手を引いていたり、それが一番堪えました。身ひとつではないということが、「すぐに休めない」ということに繋がり、予期不安がパニック障害をさらに悪化させて行きました。

ストレスを少しでも減らす努力、そして極限まで身体を動かさない

どんなに楽しいことでも、身体が疲れすぎてしまうと、必ず夜には症状がでました。原因はなんであれ、私の場合は疲れすぎるということがストレスを生むようです。ですから、楽しいことでも八分目の気持ちと身体の動きを意識しました

そして、自律神経を整えるために、カーテンを開けた状態で眠り、朝の光をベッドで浴びれるように家具を配置しました。バランスの良い食事も、こどものためにと思っていましたが、結果としては自分の症状を改善するためにも役立ちました。

身体の痛みと育児で、なかなか睡眠は取れませんでしたが、短い細切れの睡眠でも、取るように意識し、疲れたらまずはどんな形でも「休む」という姿勢を心がけました。

自分だけが抱えていたパニック発作の恐怖、家族が知ることで改善

パニック障害には、突然起きる症状がほとんどです。ですから、なかなか一緒にいない夫に苦しみを分かって貰えませんでした。

しかし、頻繁に発作が起きるようになり、ついに夫もその姿を目の当たりにし、私に対する思いやりが増した気がします。とは言っても、相変わらず家事や育児の負担は変わりませんが、大切な人に気遣って貰えるという嬉しい気持ちや想いが、予期不安を軽減してくれました。

産後は自分を大切にできないことも多く、つい自分のことは後回しになりがちでした。そんな私にとって、心配されるということは何よりも有難く、漠然とした、どうしたら良いのかわからなくなる不安を、少しずつ払拭し、自分の身体や相手に対する信頼も取り戻していけたような気がします。

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