突然不安に!パニック障害の治療に使われる薬とその効果について

パニック障害はかつて不安症とも言われていた心の病です。人混みで突然不安に襲われ大量に汗をかいたり、震えが止まらなくなったりといった発作が襲います。

これらの発作は前触れもなく突然襲ってくるため、患者は外出するのが恐怖になり、人との関わりを拒絶するようになってさらに症状を悪化させてしまうようです。

パニック障害は脳内のセロトニンという物質が欠乏することで起こると解明されており、薬で治療することが可能な病気です。パニック障害に有効なお薬についてまとめてみたいと思います。

抗うつ剤SSRI

うつ病の治療にも使われている薬です。パニック障害は、セロトニンの欠乏が起因しておりセロトニンを増幅させる効果のある薬が用いられます。

ルボックス、パキシル、ジェイゾロフト、レクサプロなど日本では4種類のSSRIが抗うつ剤として認可されています。こうした抗うつ剤は、喉の渇きや吐き気などの副作用がでることが多いため、少量から服用を初めて徐々に量を増やして摂取していく方法がとられています。

効き目がでるまでは1~2周間ほどかかります。

抗不安薬

上記の抗うつ剤の補助用として用いられるのが、抗不安薬です。抗うつ剤は摂取してから効果が現れるまでに数週間かかりますが、抗不安薬は摂取して10分ほどで効果が現れます

発作が起こりそうになった時にすぐ使える利点がありますが、依存性が高く長期間摂取には向かない薬です。日本ではベンゾジアゼピン系抗不安薬ともいわれメイラックス、デパス、セルシンなどの商品名で販売されています。

漢方薬

漢方薬は先述したSSRIや抗不安薬と比べ、ゆっくりと時間をかけて効くのが特徴です。効果がゆっくりな分、体への負担も最低限に抑えることができます。

パニック障害に効果があると言われる漢方薬には半夏厚朴湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、桂枝加竜骨牡蛎湯などがあります。これらの漢方薬の服用については専門医からの指示にしたがって服用するようにしましょう。

その他の薬物と治療方法

SSRIや抗不安薬などが効果が薄い場合は、向精神薬や抗てんかん薬などが利用されています。こうした薬品は、副作用が非常に強いため医師の指示なしで服用するのは非常に危険です。

さらに、薬だけに頼らずにパニック障害を認知行動療法によって治療する方法もあります。呼吸方法やリラックス方法を学んで発作をコントロールする自律訓練法や自分の苦手なものを少しずつ直視し、不安を徐々に取り除いていく暴露療法などがあります。

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