パニック障害ってどんな病気?治療法はどんなものがあるの?

パニック障害で悩んでいらっしゃる方は多数いらっしゃると思います。

近年、患者数が増加してきたことによって珍しい病気ではなくなってきましたがその症状はとてもつらいものです。

どのような治療があって、どうしたら快方に向かうことができるのかを書いていきたいと思います。

パニック障害って一体どんな病気?

ここ最近、有名人にも患者が多いパニック障害。この病気は一体どのような病気なのか書いていきたいと思います。主な症状としては、突然起きる強い発作症状が特長です。激しい動悸や冷や汗、頻脈、ふるえ、息苦しさ、胸の苦しさ、めまい、吐き気、耳鳴りといった身体症状と共に、このままでは自分は死んでしまうのは?

という強い不安感に襲われてしまうようになります。この発作のことをパニック発作といいます。人により症状の現れ方は様々ですが、いつ発作が起きるのかという不安(予期不安)のために、日常生活までままならなくなってしまう人も多いものです。

また、大勢の人が集まる場所であったり、以前に発作を起こした場所には行けなくなるといった広場恐怖を伴うのが特長です。この発作、予期不安、広場恐怖が連鎖することによって、より深刻な状態へ陥ってしまうこともあります。

何が原因で発作が起きるの?

パニック障害がなぜ起きるのかはまだ明確には判明していません。しかし、神経伝達物質のノルアドレナリンと、興奮を抑える神経伝達物質のセロトニンのバランスが崩れると発症するのではないかと考えられており、実際に脳内のセロトニンを増加させる薬物療法を行うと、パニック発作が減少するということが実際の医療現場でも認識されています。

パニック障害の主な治療方法は?

パニック障害の主な治療方法は薬物療法です。抗鬱剤の選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)、ベンゾジアゼピン系抗不安薬、三環系抗うつ剤、この三つが有効であるということがわかっており、これらの薬を組み合わせて治療をしていくことがほとんどです。

その中でもSSRIは副作用も少なく、身体依存や薬を中止した後の離脱反応がほとんど生じないため、第一選択肢の薬として幅広く利用されています。日本で認可されている主なSSRIはパキシル、ルボックス、デプロメール、ジェイゾロフトの3つとなります。

しかし、これらの薬には効果が現れるまで1~2週間ほどかかり、さらに十分な効果が得られるまでは約4~6週間と長い時間が必要になることが欠点となります。

そのため、即効性のあるベンゾジアゼピン系抗不安薬との併用がよく行われています。主に使われることが多い抗不安薬は、ソラナックス、ワイパックス、セルシン、メイラックスなどが挙げられるでしょう。

薬物療法と同時に行いたい心理療法

パニック障害は薬物療法で治療することがとても大切な病気ですが、パニック発作によって生じた予期不安や広場恐怖は薬物療法でも、なかなか取り除くことが難しいものです。

そのため、認知行動療法や自律訓練法も並行して行うことによって、回復を早めることが可能となります。認知行動療法とは、例えば広場恐怖で、電車やバスに乗れなくなったような状況の時は、無理やり乗ろうとすれば発作を招いてしまいますので、最初は駅の改札口やバスターミナル、バス停まで行く。

それが無理なく行えるようになったら、次は1区間だけ乗ってみるというように、段階的に少しずつ不安感を克服して、自分は乗り物に乗っても大丈夫なのだと、自分自身で考え方を修正していけるようにします。

また、発作が起きそうだと感じた時は、ガムを噛んだり、飴をなめる、冷たい飲み物を飲むといった方法によって、体と心の緊張感を解きほぐしてあげることも有効な手段となるでしょう。

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