パニック障害ってどういうの?不安の正体と負けない心 女性 29歳 K.T.さん

パニック障害とは、自分には関係の無いものだと思っていました。

メンタルが弱いから、考えすぎてしまうから、いいえ。そんなことありません。

誰もがなってしまう可能性があるのです。私もそうです。

ここから、自分の体験を踏まえた上で、パニック障害について少しお話ししたいとおもいます。

初めて発作が起きてからの体と心の異変

私がパニック障害じゃないのかと思ったのは、23歳のとき車に乗っているときでした。

母親の運転する車の後部座席に乗っているとき、急に冷や汗なのか脂汗なのか汗が止まらなくなり、同時に手足のしびれるような感覚とめまい、息苦しさ、自分が自分じゃないような感覚におそわれました。

発狂しそうなかんじといいますか、それを押さえられないんじゃないかという恐怖、でも知られたらおかしいんじゃないかと思われてしまう。そんな考えが頭をぐるぐるまわり、平静を保ったように寝たふりをしましたが、寝れるわけもなく、車が目的地に到着するまで続きました。

それからは、またあの感覚がおきるのが怖くて、常にどうしようどうしようという思いで頭がいっぱいでした。スーパーで買い物をしようにも、あの感覚になって倒れたらどうしよう、あんなのもう耐えられない。

今思えば、予期不安というやつですね。もう不安でいっぱいで外出もろくにできなくなってしまい、病院に行くことを決めました。

医師の診断とおさまらない不安、パニック障害といわれるまで

診断結果は、自律神経失調症。

安定剤をもらい服用しました。でも薬が効いているときはいいのですが、やっぱりあの不安感が襲ってきます。当時パートをしていましたが、仕事の最中もまたあの汗がでてきました。

あ、これやばいと思ったけど、仕事を抜けたらみんなに変な目で見られると思ってしまい、ただただ耐えるしかない。大丈夫、あと30分で仕事も終わるし大丈夫。今回もなんとか耐えましたが、こんなこともう無理。

予期不安も強くなってしまい安定剤も効いてる時間が短くなっていきました。もう一度病院で相談した結果、パニック障害じゃないのかということでSSRIの投薬が始まりました。

パニック障害とうまくつきあう

パニック障害で一番厄介なのが予期不安だと私はおもいます。薬を飲んでいるので発作まで起きないけれども、不安感が頭を多い尽くす。そうなると外にも出られません。

私には子供がいますが、家にいるのがこどもだけどと、自分が倒れたらどうしよう、助けてくれる人がいないと思ってしまいます。そう考え始めると不安が強くなり動悸がしてくるんですよね。

人がいるのもダメ、人がいないのもダメ、じゃあどうすればいいんだろう。もう死ぬんじゃないかと思いました。同時に死にたいとも思いました。でも死んだらこどもはどうなるの?

子供がいたから私は生きているけれど、一人だったらどうなっていたかわかりません。だんだん、予期不安とうまくつきあう方法は私もまだ探り中ですが、どうせならと思い、私はパニックですと友達にに打ち明けてみました。

予想外にあ、そうなんだーという反応でこっちが拍子抜けしてしまいました。付き合いも今までと変わらず遊びにも誘ってくれるし気を紛らわせてくれる。パニックって自分が変なんじゃない。

だって私病気なんだから治るんだ。そう思えてきたら予期不安もだいぶ減ったような気がします。

パニック障害は病気で、絶対に治る病気

障害とつくと、治らないんじゃないのか、もうずっとこのままなんじゃないのかと思いがちですが、それは違います。

投薬で治るんです。脳がちょっと後作動をおこしてるだけなんです。パニック障害の人に言いたいのは、あなたは頭がおかしいわけじゃないんだよということです。今はちょっとデリケートになってるけども、本当のあなたは潰しても壊れないから大丈夫よと。

発作が起きそうになったとき、私がやっているのは、開き直ることです。たった10分たえればいいだけ。発作おきろーおきろーと。起きろと思っていると不思議と気がそれるのか動悸がおちついてきます。

発作を恐れるとそれがまた不安になります。発作をうけいれてください。あなたは死にません。

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