私のパニック発作の発病と回復。普通の生活に戻ることは出来る。 男性 37歳 N.T.さん

私は20代前半から30代前半までパニック障害に悩まされ、一時は電車の急行はおろか普通電車にも乗れませんでした。

しかし8年ぐらい経って、良い薬に出会い、今ではパニック障害を気にすること無く普通に生活を送れるようになりました。

そこで、これまでの私の発病、回復の経緯をお伝えします。

パニック障害のきっかけ

はじめてパニック障害を発病したのは23歳の大学院生の頃でした。原因はおそらく寝不足とカフェインの摂り過ぎだったと思います。大学院に進学して寮生活になり、専攻、研究室、住居のすべてが変わりストレスになっていました。

なかなか眠れなくて3か月で体重は5キロぐらい減っていました。また、夜の11時ぐらいまで研究室に居て毎日10杯以上紅茶を飲んでいました。ある時、お風呂に入ってからもう一度研究室に行き、そこで紅茶を飲んだ時に何とも言えない気持ちが悪い感覚になりました。

イライラしたりソワソワしたり居ても立ってもいられなく逃げ出したい気分になりました。幸い寮と研究室が近かったので、その日はすぐに帰り寝ました。次の朝、昨日の気分がまだ残っていてそのまま授業に出たら、その場所からすぐに離れたくなり、死にそうな気分になりました。それが私にとってのはじめてのパニック発作でした。

パニック発作の症状

症状は毎回同じです。まず胸の方から何かが迫ってくる嫌な感情が湧きます。ここで収まれば発作は起きないのですが、次に全身から脂汗が出てきます。

特に手によく汗をかきます。ここまでくると後は転がり落ちるだけです。全身に脱力感がはしり、その場から一刻も早く抜け出たい気分になります.電車の中だとそれが不可能なので,死にそうな気分が10分から15分ぐらい続きます。その後、少しずつ体調が良くなってきます。

パニック発作がでる場所

私の場合は圧倒的に多かったのが電車の急行です。特に急行で満員電車の中でよく発作が起きました。自分が動けなくて、その場から逃げ出すことが出来ない、こんな場所でパニック起きたらどうしようという気持ちが余計にパニック発作を誘発していました。

また、調子が悪い時にはレジで並んでいる時にもパニック発作が起こりました。とにかく,公共の場所で逃げられない時にパニック発作がよく起きました。

パニック発作を治すため行ったこと

まずは心療内科に行き、薬をもらいました。それも何種類か試して自分に効くものを探しました。8年ぐらい経ってジェイゾロフトと言う薬に出会って、それが一番自分の体に合いました。

次に生活スタイルを見直しました。これまで一日に3?5杯程度コーヒーを飲んでいましたがすべて水に変えました。寝不足など疲れている時にパニック発作が出やすいことは知っていたので、夜は遅くとも11時には寝るようにしました。

あと,電車の中でスマートフォン等を持ってなるべく気分転換が出来る環境にしました.これは特に効果があったと思います.そして、薬を飲んで、体調を万全にして自分が最も苦手だった電車の急行に乗ってみました。

はじめはドキドキしましたが発作が出ずに次の駅まで行くことが出来ました。それを何度も続けているうちに自信がついてパニック発作が出なくなりました。今では薬も飲まずに普通の生活が過ごせています。

家族や周りの反応

家族には特に話していませんでした。その時は一人暮らしをしていたので特に説明はしませんでした。職場では上司にそのことを打ち明けると理解してくれて、出張等で私に便宜を図ってくれました。

友人、同僚に電車が乗れないことを打ち明けましたが、みんな分かってくれて私のペースに合わしてくれました。

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