パニック障害って、どう対応したらいいの?受診後にわたしが取った対処方法! 女性 40歳 M.K.さん

ある冬の夜、車を運転していたときのことです。道路は凍結していました。

信号が赤になり、車を停止させた瞬間、それまで感じたことのない恐怖に襲われました。

ブレーキを踏んでいるのに、車が停まっているのに、とても怖くて体が震え、息が苦しくなり、どうしたらいいか分からなくなりました。

信号が赤に変わり、車を発進させても恐怖は続いていました。

何が起こっているのか分からず、ひどく混乱しました。それが、パニック障害との闘いの始まりでした。

パニック障害だと判明した理由

謎の現象に戸惑ったものの、特に何事もなく帰宅しました。そして、当時使用していたSNSに、その出来事を書きこみました。

すると、読者のひとりからメッセージが届いたのです。パニック障害で通院している女性からでした。「あなたが今日体験したことは、パニック障害の症状に似ている。もしも続くようなら、受診したほうがいい」というアドバイスでした。

まさか、と思いました。にわかには信じ難く、すぐには受診しませんでした。しかし、それ以降、不定期で短期間に似たようなことが起こり、受診を決意しました。

パニック障害の症状

わたしの場合は、車の運転に支障が出ました。ひとりで運転していると、たびたび恐怖に襲われました。特に道路が凍結していたり、渋滞していたりすると、息が苦しくなり、めまいがして、方向感覚がおかしくなっているような気がしました。

またトンネルを通ることが出来なくなりました。高速道路での運転が出来なくなりました。スーパーのレジも、行列だと並べなくなりました。

なかなか理解を得られない苦しみ

まず、心療内科を受診しようとした時点で「気のせいではないのか」と家族からは言われました。怖いと感じていても見た目に異変が出るわけではないため、無理もないかと感じましたが、当然ひどく苦しみました。

最終的には家族の理解を得る前に受診し、「パニック障害」と診断された上で、改めて丁寧に説明をしました。家族は理解しようとしてはいたようですが、正確には分からないままだったかもしれません。

わたしが取った対処方法

かなり強引な方法なのですが、わたしは、怖いと思うものに次から次に挑戦しました。不安や恐怖から逃げるより、立ち向かって勝ちたいと思いました。飛行機や新幹線、歯医者、スーパー、トンネル、人ごみ。

どれもパニック障害を発症してからは怖くて仕方ありませんでした。しかし、ずっと避けてはいられないと考えたので、ひたすら乗り物に乗り、外出し続けました。

何度か外出先で発作を起こし、頓服薬のお世話になりました。飛行機に乗った際は失神したりもしました。かなり強引な方法なので、ご本人の強い意志がない限り、おすすめしづらい方法ですが、わたしには効果があったように感じています。

数年が経過した現在

最初にパニック障害の症状が出てから、七年ほど経過しました。現在は、高速道路を運転出来ない以外は、ほぼ問題なく生活しています。通院は続けていますが、薬も飲まずに過ごしています。

かなり早い段階で受診し投薬したのが良かったのかもしれません。投薬は四年ほど行いました。早めに受診して良かったと感じています。パニック障害は、ひとにより、恐怖を感じる対象も違いますし、重さも違います。

しかし、放置の結果、重症化してしまうかたの多い病気です。周囲の理解を得づらい病気ですが、薬などでコントロールすれば、ぐっと楽になります。

日常生活で、得体のしれない恐怖を感じて行動に支障が出て、それが繰り返される場合は、まずは受診してみることをお勧めします。

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