私立中学での学力争いのストレスでパニック発作を起こすように 女性 26歳 H.K.さん

中学生の頃に、パニック障害になりました。その当時、私はその病気を知らず、まわりで知っている人もいなかったので、病気だとは思っていませんでした。

自分って、なんて駄目な人間なんだと、自分で自分を責めているうちに不登校になりました。

もっと早く病気だと分かっていれば、不登校になることは無かったのにと、大人になったいまでも思っています。

原因不明のぐるぐる

頭の中で、原因不明のぐるぐるが起こるようになったのは、中学生1年生の終わりごろでした。その頃、私立の中学に通っており、大学受験に向けての勉強が始まっていました。

小学校は公立の学校だったので、まわりと競争することにストレスを感じ、苦しんでいました。全国での順位が低いうちは、ほどほど頑張る程度の気楽な気持ちだったのですが、次第に順位が上がってくると、なんとしてもこの順位をキープしなければいけないという気持ちが強くなり、夜寝る時間も削って勉強をしていました。

毎日不安で、徹夜する日もありました。いくら勉強しても、不安は消えませんでした。その時に、パニック発作が起こりました。どうやって息をすれば良いのか分からなくなりました。

誰も信じてくれず孤独に

家族に話しても信じてもらえず、とりあえず病院にも行きましたが、病院でも健康と言われ、自分が甘えているから悪いんだと感じました。

健康なのにおかしい、自分は勉強をしたくないから仮病でしんどくなったのかと考えているうちに、パニック発作が週に何度も起こるようになりました。

そのパニック発作は、深夜に、1人で勉強している時間に起こることが多かったのです。もし、昼に起こったらどうしよう、学校でしんどくなったらどうしたら良いのだろうと考えていると、勉強が手につかなくなりました。

次第に学校の勉強が追い付かなくなり、成績が下がり、自信も無くし、学校に行けなくなりました。

初めは勉強の心配ばかりでしたが、自分の健康のことや地震のこと、家族が事故に遭うこと等、不幸な出来事ばかりが思い浮かぶようになり、「どうしよう。どうしよう。」と、1日中、つぶやくようになっていました。おかしいと思いましたが、止められませんでした。

環境の変化で症状が緩和

1年程、不登校になった後、転校しました。その学校は、勉強を熱心にする人が少なく、かといってスポーツ中心ということでもなく、みんなそれぞれ自分のしたいことをしているようなマイペースな人が多い学校でした。

はじめは周囲の様子を疑っていましたが、本当にマイペースな人ばかりらしいということが分かってから、自分もほのぼの過ごすようになり、友達もできて、パニック発作が起こることは無くなりました

その後、パニック発作とまではいかないのですが、不安なことが重なると、「どうしよう。どうしよう。」とつぶやいてしまう日もあります。

新たに親しくなった人には、自分は不安になると、衝動的になるということをあらかじめ伝え、こういう口癖のある人なんだと認知していただき、驚かないように注意しています。

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