閉所恐怖症からパニック障害に!少年時代のトラウマが原因? 男性 53歳 T.S.さん

53歳男性会社員です。40歳の頃、通勤時間が1時間半以上かかるところに家を購入しましたが、海も山も近いこの場所は、のんびりした休日を過ごすには最高の場所と思っております。

遠いからこそ電車も座れる方が多く、通勤時間は自分だけの時間と思って読書や新聞を読み漁る毎日を送っております。

通勤中に突然の発作

そんな通勤をしているある日のこと、人身事故により、電車は完全にストップし、復旧までに30分以上かかるとのこと。遠回りして乗り換えてもあまり変わらないと判断し、復旧をまつことにしました。

それから待つこと40分、ようやく電車は動き始めましたが、思いもよらない混雑に私は驚き、嫌な気持ちを持ちながらもお客様との約束時間に遅れたらまずいと思い、その電車に乗り込んだのです。

するとどうでしょう。身長180センチある私でさえも押されて押されて奥の方に押し込まれ、身動きが出来ない状況になりました。それでもお構い無しに電車は動き出し、徐行運転による細かいブレーキのたびに押しつぶされ、自分でもわからないあぶら汗が出始め、やがて動悸が高まりました。

これはまずい、これはまずいと思いつつもどうにもならない体勢で呼吸だけは整えようとしましたが、これもまたかろうじて出来るほど薄い呼吸になっていきました。

勇気を出して電車からの脱出

これ以上このままの体勢が続いたら、私は心臓発作で死んでしまうのではという恐怖で一杯になりながら、勇気を出して「すみません!降ろしてください!」と、声を出しました。

もちろん、顔は汗だくで、手を動かせないため拭くことも出来ず、周りの人は明らかに私を具合が悪い病人だと思ったはずです。そこからは何をどうして降りたかは覚えておりません。ただひたすら人を押しのけて、ドアの方向に進み降りることに成功しました。

思い出した少年時代のトラウマ

ホームのベンチで休んでいると、ふと少年時代を思い出しました。それは、親父に怒られ、怒鳴られ、しまいには押入れに閉じ込められた記憶でした。

夜の暗い部屋の奥の押入れは、閉めると明かりが隙間から入ることもなく真っ暗です。音も何も聞こえない空間にいると、時折外から野良犬の遠吠えが聞こえ、恐怖で押入れの扉を叩き、「もうしません、もうしませんから出して!?」と、1時間は泣き叫んでいたように思います。

繰り返すトラウマでパニックに

この電車での一件があってからというもの、自分でどうにもならないところに押し込められたり、閉じ込められたりすると、同じようなパニックになることが増えました。

普段の満員電車。エレベーターが止まったとき。MRIの中に入れられたとき。事あるごとに動悸とあぶら汗が出るようになりました。

パニック発作への対策は?

このままではいつか心臓発作で倒れると思った私は対策を考え、実践することにしました。

  • その場を離れるまで目を瞑る
  • 深呼吸してその場にいることを忘れる

くだらないと思われるかもしれませんが、この2つを実践することで、だいぶ楽になりました。

とは言え、世の中には亡くなったあとに棺桶の中で息を吹き返す人が多くいらっしゃるようですが、私はそこで初めて心臓発作で完全に息の根を止めることになるような気がしてなりません。(笑)

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