パニック障害の症状って?病気に気付いたきっかけと現在の症状! 女性 40歳 M.K.さん

最近、多くの芸能人が闘病経験を語るなどして、少しずつ「パニック障害」がテレビなどで取り上げられる機会も増えてきました。

しかし、日本では未だ病院に行かずに苦しんでいる人も多く存在すると言われています。症状には個人差がありますが、いずれにせよ、早期治療が大事だと言われています。

そして私は運よく早い段階で治療を開始することが出来ました。そんな私の、発見から現在に至る過程を紹介したいと思います。

運転中に起きた異変

ちょうど悪いことが重なっていた時期でした。

残業続きの仕事でストレスを抱え、親とも揉めてばかりで、愛犬を失い、私はボロボロでした。そんなある日、運転していると急に方向感覚がおかしくなりました。問題なく運転しているのに、どっちに走っているのかわからなくなり、逆走しているような感覚になったのです。

最初は時々そういう状態になるだけでした。深呼吸をしても、歌っても、何か食べても、とにかく気持ちが落ち着かず、怖くて仕方なかったんです。夜の運転、朝の渋滞、トンネルの中、とあちこち苦手な場所が出来ました。

なにより辛かったのが高速道路の運転です。基本的に、乗り物全般が苦手になりました。その他にスーパーのレジなども、一時的にではありますが、混雑していると並べなくなりました。

病院に行ったきっかけ

私は、「なんだか体がおかしい」と周囲に愚痴っていました。その愚痴を聞いてくれていた友人の中に、偶然「パニック障害」の患者がいたのです。彼女は私の話を聞くと、「自分がパニック障害になったあたりの状態に似ている。病院に行ってみたほうがいい」と助言してくれたのでした。

半信半疑でした。でも、心療内科を受診して症状を説明したところ、やはり「パニック障害」であると診断されたのです。何種類か薬を出されました。目に見えるわけではなかったので、心療内科に行くこと自体が家族から猛反対を受けました。

「怠けているだけ」とも言われました。辛い日々でした。

現在の症状

病院に行くようになってからもしばらくは発作が続きました。しかし、半年ほどで日常生活には支障が出なくなりました。

病院の薬のほかに、飛行機や新幹線など、発症以降苦手になったものに片っ端から挑戦しました。かなりの荒療治でしたが、そこそこ効果は感じられました。頓服薬を飲みながら、ひたすらいろんな乗り物に乗りました。

数年が過ぎ、今は「高速道路の運転ができない」ということ以外は、それほど問題ありません。ただ、こういうことを詳細に思い出そうとしたり、テレビなどで再現VTRを見たりすると過呼吸を起こすことがあります。息が苦しくなり、吐き気がします。

パニック障害を経験して思うこと

思い出すと具合が悪くなる……それでも私は、「パニック障害」について誰かに伝えたいと思っています。具合が悪くなってもいいから、伝えたいのです。

たくさんのひとがこの病気についての理解を深めることで、いま苦しんでいる人が救われるかもしれないと思うからです、私が友人に救われたように。目には見えない異常なので、伝わりにくいことでしょう。

家族の理解がなければつらいでしょう。でも治療をすることが大事です。いまパニック障害に苦しんでいる人が、それでも病気に負けずに外に出て、少しずつでも元の生活に近づけていけることができるように、心から願っています。

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