吐き気と不安の毎日を乗り越えて!考え方をポジティブに?家族がいたからこそ 女性 20歳 U.K.さん
私がパニック障害を発症したのは、小学校四年生のころです。
突然ひどい吐き気に襲われて、身体中の震えが止まらず、冷や汗をかきました。症状は三時間程続きました。
パニック障害になってからは外出どころか、トイレも一人でいけなかったです。
三か月程でおきあがれるようになり、そこから回復して今はまったくパニック障害の症状はありません。
治るコツはパニック症状は必ずおさまる。と考えることです。
どんな時に発作は起きるか
私の場合、電車に乗ったときと、具合の悪い人を見た時に具合が悪くなりました。電車に乗ると、酔って吐いてしまうのではないかと心配からパニック発作が起こります。また、電車の中の空気で具合が悪くなってしまうのです。
また、具合の悪い人を見ると、その人の病気が感染って、死んでしまうのではないかという恐怖からパニック発作がおこりました。
私のパニック発作について
パニック障害になったばかりの約三か月間は一日中気持ちが悪くておきあがれませんでした。
発作の症状は吐き気、全身のしびれ、震え、冷や汗、目眩など様々でした。吐いてしまいそうなのに吐けなくて、真冬で寒いのに汗だくで布団をどけたり、本当に辛かったです。ひどい症状はだいたい二時間経過すれば治まりました。
私が治った治療方法や考え方
私のパニック発作は始めの三か月以降かなり良くなって行きました。一番良かったと思うのが、発作が起きた時の考え方です。
「パニック発作は二時間以内に治る。今までどうせ死ななかったから、どんなふうになっても死なない。」いつもこう考えることで、パニック障害の自分を素直に受け入れる。そうしたら、発作の時間は徐々に短くなり、今はまったく発作は起こりません。
また、クラシックバレエを習い始めたことで、食欲も回復しました。アナフラニールという抗不安薬をのんでいましたが、体重が増えるのであまりおすすめできません。確かに気持ちは落ち着きましたが。
パニック障害と家族
家族には感謝してもしきれません。母子家庭の中、母は仕事を辞めて看病してくれて、祖父母はポジティブな言葉をかけてくれました。大変な私にイライラする事はありましたが、「絶対にいつかは治る」そんな家族の言葉を思い出すと、今でも涙が出てきます。