自分がパニック障害だと気付かず数年。講師との出会いで本当の自分に出会えた 女性 33歳 K.D.さん

私は現在33歳の主婦です。

私は記憶にある限り高校3年生の頃からパニック障害が始まり大学受験、大学進学後も決まったタイミングで症状を発症していました。

しかし、自分がこのようなパニック障害と呼ばれる症状があるなど考えもせず、考えすぎな性格で心配性なのだと思っていました。

パニック障害の始まり。いつも決まって学校にいる時

私が決まってパニック障害の症状「思いがけない時に動機、息切れ、強い不安」を感じた場面は学校でのテストのタイミングでした。過去に引きこもっていたことやいじめられていた経験、親に対する罪悪感で「良い子でいなければいけない。」「良い点数を取っていれば親は心配しない。」「良い点数を取らなければ自分の希望する進学ができない。」など、今思えばなぜそんなに自分を追い込んだのだろうと思う程、テストの度に意識が遠のく時間帯がありました。

テストの中でも最初の科目の開始して直後のタイミングに起これば、その日は起こることはありませんでした。気分が悪くなるので、テストの日は朝ごはんを食べることもなくなりました。

最悪の事態。意識が遠のいて倒れました

一番ひどい症状だったのが高校3年生の夏休み明けの実力テストでした。大学進学に向け夏休みも予備校や自習室で勉強に励む毎日で、「実力テストで良い結果を出さなければ夏休みの勉強が無駄になる。」「親に高い予備校代も出してもらっているのだから結果を出さなければいけない。」など、いつものように自分を追い込み、気付いた時には保健室で横になっていました。

テスト中に倒れて意識を無くしたようです。本当に当時も今も思い出しても怖いですが、自分が余計に嫌になった出来事でした。

心理学専攻で自分がまさかのパニック障害?

私は、それでも何かの病気だと感ずることも無く高校受験を終えて無事希望の大学に進学しました。

過去に料理に携わる仕事に就こうと考えていたのですが、高校生活を過ごす中で過去のいじめの経験や高校でもち直した人間関係の経験を何かの力にできないかと思い、大学は心理学を専攻しました。

大学に進学した時は、中学校の時のような人間関係も年齢の違いも関係なく、皆が気を許し合うような環境に恵まれました。おかげでか、高校の時のようなパニック障害の症状がでることも徐々に減っていき身も心も楽になっていきました。

そんな時に大学の授業で「パニック障害」という言葉と意味を学びました。自分でも今までの症状がスッと当てはまる心地がして、授業後に講師の方へ質問と相談に行きました。

講師との出会いが私を変えてくれました

講師の方に相談した時、「それは辛い経験をしてきたんだね。」「勉強できなくてもあなたの両親はあなたを責めたりしないよ。」「それでも、その経験が今この授業を受けてあなたへ光を導いているなら良かったよ。」と言われ、とても肩の力が抜け、年甲斐無く泣いた思い出があります。

自分をさらけ出せる人と、受け止めてくれる人。そのお陰で私はパニック障害と自分で認めることもでき、自分を責めても仕方ないと考えられるようになりました。そして、テストのタイミングでも症状が出ることも卒業する頃には無くなっていました。

大学卒業後、就職、結婚、出産を経た私ですが子どもを産んで本当に思います。私の両親はもし私がテストの点数が悪くても、希望の学校に不合格でも責めたりしなかったと。

世間の目や肩書きを気にせず生きればいいのだと思いました。我が子が大きくなった時は、少しの心のサインも見逃さないようにして親に望んでいることを分かってあげたいと思います。

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