パニック障害の代表的な症状とは?発作時の対処法も紹介!

パニック障害の大きな症状のひとつにパニック発作があります。

この発作は大変苦しいもので、発作の再来を恐れるあまり、外出困難となり社会生活に支障をきたすケースが大変多く見られます。

パニック発作の代表的な症状から発作の起こる仕組み、起こりやすい環境や万が一発作が起こった時にすぐにできる有効な対処法などをまとめました。

ある日突然やってくる!前兆のない発作!

パニック発作はある日突然やってきます。例えば普段通りの通勤電車。会社でのデスクワーク中。スーパーでの買い物時。などなど…

パニックとは?

直前まではいたって平凡な日常。ですが突然訪れる劇的な身体症状。それがパニック発作です。これまで健康上全く問題のなかった人が、何の予兆もなく激しい苦痛に襲われる。それは当人にしてみればまさにパニックともいえる精神状態に陥ります。パニック発作がパニック発作と呼ばれる理由はココにあるのです。

まるで死の恐怖!パニック発作の症状とは?

突然やってくるパニック発作。いったいどのような症状が現れるのでしょうか。

  • 激しい動悸
  • 頻脈(脈がドクドクと速くなる)
  • 全身の冷や汗
  • めまい
  • 全身の震え
  • 激しい胸の痛み
  • 呼吸困難
  • 全身の血がさーっと引いていく感じ

救急搬送も珍しくない

これらの症状が何の前触れもなく襲ってきます。あまりにも突然な体の不調に「このままでは死んでしまうのでは?」という激しい恐怖が芽生えます。それはまさにパニック状態と呼んでも過言ではありません。

当然どこか体に異常があるのだと考えますから、救急車を呼ぶ人も珍しくありません。おそらく初めてパニック発作に襲われた人は心臓などの重大な疾患を予想することでしょう。

どうして?身体的な疾患が見つからない理由とは?

病院につく頃には治まっている不思議

さて、いざ病院に到着するころには症状はすっかり落ち着てしまっています。一応一通りの検査を行うも、体にはどこにも異常は見つかりません。医師からも「疲れが出たのかもしれませんね。」などと言われ、首をかしげながらも病院を後にすることになります。

繰り返される日々とドクターショッピング

あれはいったい何だったのだろう。原因のわからない不安が付きまといますが、明日からもまた通常通りの生活を繰り返していくことでしょう。そして悪夢はまたやってきます…

忘れたころにまたパニック発作が襲ってくるのです。「またアレが来た!今度こそ死んでしまう!」その恐怖はますます強くなり、やがてドクターショッピングが始まります。

そして最終的にたどり着くのが精神科や心療内科です。そこで初めて「パニック障害」という答えに巡り合うことができるのです。

体に異常がない理由

パニック障害の原因には諸説あり、まだ確定的な原因はわかっていません。ですが、現在最も有力とされているのが脳内の神経伝達物質の異常によるものです。ストレスなどの外的因子や気質などの内的因子が絡み合い、伝達物質のバランスが崩れてしまった結果、脳や自律神経の異常が起こり、様々な身体症状を起こします。ですから体自体に異常があるわけではありません。

また発作が起こったらどうしよう?その不安がますます発作を招く!

パニック発作は「死」を意識してしまうほど強烈なものです。しかもいつ襲ってくるのか全く予想ができません。すると無意識のうちに「またアレが起きたらどうしよう」という発作に対する不安に支配されるようになります。これを予期不安といいます。

予期不安自体が発作の原因となる

パニック発作にはストレスが大きな引き金となります。予期不安がもたらすストレスがさらに発作を誘発するという悪循環に陥ってしまうのです。

閉鎖空間が怖い!広場恐怖とは?

やがて発作に対する恐怖から外出が困難になっていきます。特に逃げ場のない閉鎖空間(電車やエレベーター、美容院など)を異常に恐れるようになるケースが多いようです。発作時にすぐにその場から立ち去れないこと・助けを求められないことがその理由です。このような状態を広場恐怖と呼びます。

○○が怖い!パニック発作が起こりやすい環境とは?

広場恐怖の対象となるのはます、最初にパニック発作が起こった場所です。次いでエレベーターや飛行機などの閉鎖空間、多くの人がいる人混みや行列、すぐに離席できない美容院や歯科などです。

パニック発作が起こった時にすぐに対応できない状態・発作時の自分を多くの人に目撃されることが広場恐怖の根源です。

パニック発作が起こったら?有効な対処法はコレ!

もしパニック発作に襲われた場合の対処法を紹介します。

  • ゆっくりと呼吸をする
  • すぐに治まると言い聞かせる
  • パニック発作では死ぬことはないと言い聞かせる
  • 意識を別のものに逸らす
  • 出口を確認する
  • 抗不安薬の服用(処方されている場合)
  • ミント系の飴やガム・タブレットを口に入れる
  • 楽な体勢をとる

自分なりの「お守り」を見つける

効果には個人差がありますので、場面や状態に合わせて色々と試してみてください。一度「これは効く」というものを見つけると、それ自体が心のよりどころとなります。それ自体がパニック発作を防ぐ強い効果を持つようになり、パニック障害の克服にもつながると言えるのです。

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