パニック発作とは?具体的な症状と仕組みを解説!

芸能人なども発症したことのあることで有名になったパニック障害。その主要な症状はパニック発作と呼ばれるものです。

この言葉だけを聞くと、精神的にパニックになることといったような印象を抱きがちですが、そのイメージとは裏腹に、実際のパニック発作の症状は体に現れます。

パニック発作の具体的な症状について説明します。

まさに死の恐怖!パニック発作の症状とは?

パニック発作の主な症状を紹介します。これらが複数同時に起こることもありますが、一つの症状のみが出現することもあります。

死を意識するほど強烈な症状

パニック発作の症状は人により異なりますが、その症状は劇的です。初めてパニック発作に襲われた人の多くは「このままでは自分は死んでしまうのではないか」という非常に強い恐怖を覚えることがほとんどです。

  • 激しい動悸
  • 頻脈(脈がドクドクと速くなる)
  • 全身の冷や汗
  • めまい
  • 全身の震え
  • 激しい胸の痛み
  • 呼吸困難
  • 全身の血がさーっと引いていく感じ

精神的な症状ではない

これらが代表的なパニック発作の症状です。精神的な動揺などという意味のパニックとはかけ離れたものであることが理解いただけますよね。これらの症状によって、「死」を意識することで人はパニックに陥ります。パニック障害の由来はここからきています。

予測不可能?パニック発作は突然やってくる!

パニック障害は精神的な疾患と捉えられています。つまり、パニック発作は身体的な疾患から引き起こされるわけではないのです。

体が健康だからこそパニックに

パニック発作の症状は主に循環器系(心臓など)の疾患と似ている部分があります。そしてこれといった持病のない健康体な人にも発症します。今まで感じたことのない激烈な症状の突然の襲来に見舞われたときの心理は想像に難くはないでしょう。

何の前触れもなくやってくる

パニック発作はある日突然やってきます。昨日と変わらない日常の中で突然襲ってくる激しい発作症状。この恐怖が余計にパニックに拍車をかけることになるのです。

パニック発作とは何か?心の病が体に現れる!

パニック発作の原因ははっきりとは分かっていません。ですが、脳内の神経伝達物質の異常によるものという説が有力です。

自律神経の乱れが体の機能を暴走させる

疲れやストレスなどによって、神経伝達物質のバランスは簡単に崩れてしまいます。その結果、体の機能を調節する自律神経が正常に働かなくなります。そうして引き起こされるのがパニック発作であると考えられています。

つまり、精神的に過剰な負荷がかかっていることがパニック発作の引き金になるのです。

立っていられない!強烈な全身症状!

パニック発作の具体的な症状については先に紹介しました。動悸やめまいなどは誰しもが経験したことのある症状です。ですが、パニック発作時の症状はそんな程度ではありません。パニック発作を初めて経験する人はほとんどが立っていられない・その場にうずくまる・周りの誰かに助けを求めるなどの状態に追い込まれます。それほどまでに強烈なのです。

周囲にいる人も尋常ではない発作状態を目にして、生命の危機と判断し救急車を要請することも珍しくありません。

このままでは死んでしまう!まさに死の恐怖!

パニック発作に見舞われた人の心理状態はまさに「パニック」です。これまで経験したことのない激しい症状に対する身体的・精神的苦痛はまさに「死の恐怖」にも値します。パニック障害は20~30代が好発年齢とされています。つまり、身体的には健康上の問題を抱えているケースはまれなのです。

初めての症状だからこその恐怖

パニック障害を発症する人にとっては、初めて経験する体の異変です。そのとき彼らの心の中には「なんだこれは?」「こんな症状はいままでに経験したことはない」「ただ事ではない」「もしかして死んでしまうのではないか」といった恐怖しかありません。その恐怖が発作症状に拍車をかけるのは言うまでもありません。

あれ?もう平気!すぐに治まる不思議!

パニック発作の持続時間は30分~1時間程度とされています。つまり、救急搬送されたり、病院に向かったりしているうちに症状は治まってしまうのです。医師の前に立つころにはすっかり消えてしまっている症状。あんなに苦しかったのになぜ?

どうして?体に異常が見つからない!

パニック発作時の症状は心疾患などの症状と非常に似ているため、病院でも一通り検査を行います。ですが結果には何の異常も見つかりません。

パニック障害は精神的な疾患ですから、発作が治まってしまえば「全くの健康体」そのものなのです。

発作が怖い!それがパニック障害の本質!

パニック発作の経験は大変な恐怖を植え付けます。「またアレが来たらどうしよう」という恐怖がストレスとなり発作を招きやすくなる。そんな悪循環に陥らせてしまうのです。

パニック発作では死なない

パニック発作はいわば自律神経の暴走ですから、少しの間安静にしていれば治まります。つまり直接心臓などに異常があるわけではないのです。パニック発作では死ぬことはありません。発作に対する恐怖がパニック障害を悪化させているに過ぎないのです。

早期に適切な治療を!

パニック障害は精神科系での治療域となります。薬物療法や行動療法などの適切な治療を行えば、必ず克服できるのです。

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