ストレスが引き金に!パニック障害とストレスの関係!

現代社会はストレスに満ちています。みな何かに追われるように日々を過ごし、漠然とした不安を抱えながら過ぎ去る毎日。ストレスは気づかぬ間にどんどん蓄積され、心身に様々な異常をもたらします。

パニック障害では、ストレスが限界を超えたときにパニック発作という症状となって現れます。疲れ切った心は発作に対する恐怖を克服することができなくなっています。こうして発作に対する不安に取りつかれた状態がパニック障害という病なのです。

パニック障害とストレスの関係やストレスへの対処法をまとめました。

ストレスとは何か?悪いことだけに限らない!

ストレスっていったい何?

ストレスという言葉を聞いてどんなものを思い浮かべますか?ケンカや多忙・イライラなど、ネガティブなことを連想される方が大半ですよね。。ですがストレスとは単なる刺激のことで、特別マイナスのことに限定されるわけではないのです。つまり、出世や恋愛、結婚などのポジティブなこともストレスに含まれます。

ストレスとは変化のこと

簡単に言うと、これまでの生活とは異なることがストレスです。人間は安定した変化のない環境を安全と捉えます。ですから、よい変化によってもたらされる刺激であってもストレスと捉えるのです。

多様な刺激があふれる現代はまさにストレス社会と言えますね。

ストレスを感じるとどうなる?心と体に起こる変化!

恒常性とは

人間には恒常性という仕組みが備わっています。例えば体温を一定に保ったり、風邪を引いたら免疫が働いて病原体をやっつけたりなどです。常に体や心の状態を同じに保とうとする働きですね。この役目を担っているのは主に自律神経と神経伝達物質です。

自律神経と神経伝達物質

自律神経という言葉は聞いたことがありますよね。交感神経と副交感神経からなり、体の活動を制御しています。大雑把に言うと、交感神経は興奮作用、副交感神経は抑制作用を持っています。

この自律神経に命令を出しているのが神経伝達物質です。アドレナリンやセロトニンなどがあります。耳にされたことのある方もいらっしゃることでしょう。

ストレスを感じると、恒常性を保つために脳は神経伝達物質の量を調整します。それによって自律神経を働かせて対応しようとするのです。これをコーピングと言います。このようにして私たちの心身を様々な刺激から守っているのです。

ある日突然やってくる!臨界点は自覚できない!

どんなものでも働きすぎると異常をきたすようになります。それは人間の心身も例外ではありません。
コーピングと恒常性のおかげで、私たちはストレスに気づくことなく毎日を過ごしていきます。ですが、そのダメージは着実に蓄積されていくのです。

目に見えない限界

そしてその日は突然やってきます。ストレスに対処しきれなくなり、神経伝達物質の分泌異常が起こるのです。すると当然自律神経系も乱れますから、心身に様々な症状が現れるようになるのです。

これのとても激しい症状のひとつがパニック発作です。

パニック発作はストレスが原因!体内では何が起こっている?

ストレスにさらされると神経伝達物質の中でもセロトニンという物質が不足していきます。セロトニンは精神の安定に関係するとても重要な物質です。そしてアドレナリンなどの興奮作用を持つ物質が増えていきます。

交感神経が優位に

このような状況に置かれると、交感神経が常に働いている状態になります。交感神経は心身を戦闘態勢モードにする作用を持っていますから、当然疲労しやすくなります。するとますます神経伝達物質に異常が現れる…そんな悪循環となるのです。

やがて交感神経が限界を超えたとき、パニック発作があなたを襲いに来るのです。

何だか変かも?ストレスを自覚しよう!

ストレスが溜まってきているサイン

コーピングを行っているときでも、異変は徐々に現れ始めます。具体的にはこのような症状です。

  • 寝付くのに時間がかかるようになった
  • 朝目が覚めても起き上がるのに時間がかかるようになった
  • イライラしやすくなった
  • 休日に外出が減った
  • 口内炎やニキビができやすくなった
  • 血圧や心拍数が高くなった
  • 以前より味の濃いものを食べたくなった
  • 胃の不快感や食欲不振などがある

これらはみなストレスが溜まっているサインです。どれも「言われてみればそうかも…」という些細なレベルから始まります。ですから、なかなか自覚しにくいのです。

当てはまる項目があったら

もし、あなたにも該当項目があった場合、あなたの脳は今ストレスと戦っている状態であると言えます。早期にストレスを自覚し、意識的に心身の緊張をとくことがパニック発作を防ぐために大切なことです。

小出しが大切!ストレスをためないために!

ストレスは目に見えないくらい少しずつ溜っていきます。そしてある日突然心と体が限界をむかえます。そうならないためにも、ストレスのサインを発見したら早急に対処することが大切です。

ただでさえ多忙な私たちですから、ストレスは溜めずにこまめに解消していかないと追い付かなくなってしまいます。

毎日5分でもいい

ストレスをその日のうちに解消する方法として、一日5分でいいから「何もしないで横になる」時間を作ってあげてください。手足を大の字に広げ、目を閉じ、ただひたすらぼーっとする。無意味なようですが、実はとても効果的なのです。こうすることによって交感神経の過活動状態を押さえ、副交感神経を優位にしてくれる作用があります。ぜひ一度試してみてください。

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