「パニック障害」と「不安障害」はどう違うの?特別な原因が「あるか」「ないか」です!

長い間どこの病院でもパニック障害との診断を受けて、治療を繰り返し続けていたが今回初めて診察を受けた病院では、「パニック障害」ではなく、「全般性不安障害」という病名を伝えられました。

この様に、今までなかなか治療が思うように進まずに、何度か違う病院を転々と受診して今までとは違う、初めて診断された病名に戸惑う方も多くいます。

そんな、「パニック障害」と「全般性不安障害」の違いについて調べてみました。

パニック障害とは、なんなのか?パニック発作をくりかえします!

以前は不安神経症の中にあった幾つかの症例が、発作の特徴や薬剤の反応等から1980年アメリカ精神医学会DSM-Ⅲにてパニック障害と名称を変更された事や、恐慌障害と訳される事もあると掲載されました。

このことによって、それまで不安障害と言われていた症例は全般性不安障害と言われるようになりました。原因としては、脳の異常機能によって生じます。特徴はパニック発作を繰り返し起こすところです。

脳の異常が原因

脳の大脳辺緑系の扁桃体には不安や恐怖を感じる回路があり、何かの原因で回路に異常が発生して神経伝達物質や受け止める機能の異常が出る事が関係しています。

全般性不安障害とは、なんなのか?不安神経症です!

不安とは、脅威的な事や精神的なストレス等に対して起こる正常な反応です。環境や状況によっては誰でも経験する事です。正常な不安の時は、危険な状況から来ているので人が生き延びる為に必要な機能としての役割を果しています。

全般性不安障害とは、危険な事だけではなく色々な活動や出来事に過剰な不安や心配を強く感じて、ほぼ毎日で6か月以上続く状態ですの事になります。

神経質で不安を持ちやすいから

全般性不安障害は、他の精神障害の中でもよくみられるものです。身体的な事や心因的な事、そして患者さんがおかれている環境等から来る社会的な要因があります。

「パニック障害」とは、どのような症状なのか?予想できないパニック発作!

短い期間の間で原因になる病気などが無いのに、突然パニック発作を繰り返します。その事で、もっと発作が起こるのでは、繰り返すのではないかという「予期不安」となります。

そして、その続きで発作を避ける為に以前発作が起きた状況を避ける「広場恐怖」となります。但し、これは患者さんの状況にもよりまして、なる人とならない人がいます。

パニック発作とは

突然の動悸、心拍数の増加、身震いや震え、発汗、息苦しさや息が出来ないと感じる事もあり死ぬかもしれないと思い、救急車を呼ぶのです。

ですが、短い時間の中で症状が進み、治まるので病院へ着く頃には治まっていて、検査をしても異常が見つからず帰宅します。その後も、同じ様な事を繰り返します。

検査をして他の病気でない事を確認

身体の病気が原因でない事を確認する為に、病院で医師の判断によって様々な検査が行なわれます。医師が必要とした時には脳波の検査等も行なわれる時もあります。

各検査によって、新血管系の病気、呼吸器系の病気、てんかん等の病気でない事が確認されてから診断が出されます。その結果を得てからの治療になります。

全般性不安障害とは、どの様な症状なのか?不安と心配でいっぱいです!

常に心配事や不安があり、感情をコントロールする事が難しくなります。心配事はごく普通の事で、次から次へと変わっていきます。

症状は心配事が必ずあって、緊張や、落ち着きもなく、イライラしたり、物事を集中して考える事が難しい精神状況にあります。

身体的には筋肉が緊張している、肩こりや頭痛、頭が重く感じたり、震えや動悸に息苦しさ、めまい、頻尿、不眠など多くの不定愁訴が現れます。以上の身体的な分野と身体的な分野の中で3つ以上現れた時になります。

診断基準は半年以上です

常に過度の不安や心配が続き、診断基準ではほとんど毎日6か月以上続くのが特徴です。不安は精神症状や身体症状を併せ持っています。

この状態のときに人は、身体的にどこかが悪いと判断をして色々な病院で検査を受ける患者さんが多いのですが、原因になるような病気を見つける事には繋がらないのが現状です。

検査をして他の病気でない事を確認

身体的な疾患がない事を、確認する為に一般的な内科検査として、尿、血液、心電図、レントゲン、超音波など医師の判断により必要な検査が行なわれます。検査の結果異常が無い時に診断が出されます。

どうしよう、パニック障害や全般性不安障害のかも?とりあえず内科を受診!

パニック障害でも全般性不安障害でも、とりあえず内科を受診しましょう。そして医師により必要な検査をして、病気ではないと診断が出たら医師に相談をして次のステップに進みましょう。

不安障害の治療とは

不安障害の治療としては、抗不安薬を使用する薬物による治療と、症状などを考慮して患者さんの普段の生活状況等を聞く事で原因となる事を見つけて、医師からアドバイスをもらえる精神治療があります。

パニック障害の治療とは

抗うつ薬と抗不安薬を使用する薬物療法と、認知行動療法という精神療法が行なわれます。薬剤には、それぞれの長所や短所を考慮して発作が起きなくなるまでに必要な量や期間を続ける必要があります。

薬物治療を続けて、状況をみて時期が来たと判断出来たら、今まで発作が起こる事を恐れて出来なくなっていた事に少しずつ状況を見ながら出来るようにしていく認知行動療法を行ないます。

まとめ

いかがでしたでしょうか、パニック障害と不安障害の違いについてと原因や症状に、治療方法等についてご案内させて頂きました。

不安に、その原因になるストレスは人が生活していく上で避ける事は難しいです。ストレスを避けるのではなく、一つ一つ克服していく様に考える事も大事です。

日々の生活の中で、少しずつ勇気を出して出来ないと考えるのではなく「私にも出来るんだ」とプラス思考で生活していく事も大事です。

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