繰り返すパニック発作で心気症?軽症なパニック発作を軽視してはいけない!

突然襲われる動悸に、死んでしまうという恐怖に襲われ、救急車で病院に運ばれ検査をしてが、悪いところは無く異常なところも無いと診断されて帰宅をする。

しかし、数日後また同じ状況に襲われて病院へ行き検査をした、結果は同じ、そこで「自分は重い病気に罹っているに違いない」と思い、他の病院への受診を繰り返すが結果はどこも同じで悪いところは無い、との診断結果になるが信じられない。

この様にパニック障害から、心気症に罹って悩んでいる方も多くいるのです。今回は、パニック障害と心気症について調べてみました。

素直に、診断結果を受け入れる事が出来ない?それが心気症です!

心気症とは、自分がとっても重い病気に罹っていると思い込んでいる状態です。これは、普通の発汗などを重い病気から来る症状と思い込んでしまうのです。

症状とはどのようなものか?

症状は、正常な身体の機能から来る発汗や軽い風邪等から来る頭痛等の症状を何かとても重篤な病気のあらわれと勘違いしてしまうのです。

頭痛がある時には、頭の危険な病気ではないか?めまいがあると脳梗塞ではないか?もしかしたら「心臓の病気」なのではないかと症状を訴えます。

そして、検査をして何も悪いところが無いとの検査結果を医師から告げられても、「信じていいのかな、本当は大変な病気なのではないか」と感じてしまうのです。

何をみて心気症と言えるのか?

診断は、診断基準を基に行なわれます。心気症の基準にはアメリカの精神医学会のDSMと世界保健機関のICDがあります。

DSM-IV-TRの心気症を基に、AからFの6項目診断チェックを簡単にまとめてみました。

  • 一つは、自分が勘違いをしているのに重篤な病気に罹っているととらわれていること。これは、分からない病気に対しての心配が強く出ています。
  • 二つ目は、正しい医学的な評価が出ても続くこと。これは、医師からの診断結果を素直に受け入れることが出来ずに、他の病院を受診することを繰り返します。
  • 三つ目は、一つ目については強い確認のあるものではない。これは、本人の中では大きな病気かもしれないと感じている程度のことになります。
  • 四つ目は、そのとらわれにより患者に苦痛があるか、生活への支障が出ているか。これは、そのことで患者さんが苦しんでいるか、生活に支障があるかのどちらかあるかということ。
  • 五つ目は、そのとらわれの期間が6か月以上続いていること。これは、何かをきっかけになる事があるので、その状態が半年以上続いていることが必要になるのです。
  • 六つ目は、全般性不安障害等の他の精神疾患ではないこと。うつ病や不安障害等から併発することがあるためです。

心気症になる原因とは?

心気症は、自分に現れる軽い症状や普通の反応を勘違いしてとらえてしまうのです。患者さんは、ほんの少しでも普段と違う感覚が身体に現れる事にとっても敏感です。

神経質性格の人に多いです。心配性で内気なタイプの反面完璧を求めるタイプで負けず嫌いという、極端に弱い面と強い面のある性格です。

また、ストレスを無意識に抑制することが原因にもなっています。パニック障害が慢性化してる人は、関連して起こしやすい病症です。

どうしてパニック発作が、心気症に?治療が遅くなるから!

パニック発作は突然に、動悸や発汗、吐き気等が表れます。この時に「死ぬのではないか」という不安に襲われます。この状態を繰り返すうちに、「また、発作があったらどうしよう」と言う不安を持つようになります。同時に「これはどこかに、悪い病気があるに違いない」と思ってしまうのです。

治療の遅れとは?

救急車で病院へ運ばれて、検査をしても異常が無く帰宅することを繰り返すので結果に納得していない患者さんは病院へ自分から受診します。

残念なことに、発作の時の症状から脳外科や内科、耳鼻科に呼吸器科次々と受診するのでどこの病院で検査をしても異常が見つからないのです。

この様な状態が続く中で、発作を繰り返していくことで少しずつ発作も重症化していくことになります。

パニック発作の後どうなるの?精神的に追い込まれていきます!

パニック発作を起こした後は、「予期不安」に入ります。そうして、パニック発作は何時どこでなると決まりが無いので「広場恐怖」という行動になります。この一連の流れを通して「パニック障害」と言います。

予期不安とは?

強い恐怖感を感じたパニック発作を起こした後は、毎日のように「発作が起きたらどうしよう」「また、同じような発作が起きるのではないか」という強い不安感(予期不安)に襲われます。

広場恐怖とは?

パニック発作を起こすと、前回パニック発作を起こした場所や発作を起こした時に逃げ出せないような場所に恐怖を感じて(広場恐怖)避けるようになるのです。

パニック発作の後治療が遅くなると?残遺症状が現れます!

パニック発作の後、治療をきちんとされていないとそれまでの発作とは少し違う残遺症状というものに変化していきます。発作のように激しいものではなく、気がつかないうちに消えています。

これは発作の症状は軽くなるのですが、1日に長い時間で何回も起こるのでとても不快な状況です。

残遺症状とは?

症状はとても沢山色々とあり、どのような症状が現れるという事も人によって色々と違います。そして、現れ方にも違いがあります。

症状の一部分です。

  • 一つは、頭痛があります。
  • 二つ目は、血圧が上がり頭が膨れる感じです。
  • 三つ目は、ほてりもあります。
  • 四つ目は、疲れた感じがあります。
  • 五つ目は、手が痺れる感じがあります。

これは、あくまでも一部分です。症状も複数同時に現れる時もあります。

パニック発作の後どう動く事はベスト?医師の診断を信じましょう!

突然来るパニック発作は、心臓の病気や頭の病気を連想させるには十分な理由になりますが、検査をしても異常が出ない時にはその診断を信じましょう。

特に、2件3件と他の病院を受診して検査の結果が変わらない時は大事なポイント地点になります。「大きな病気かもしれない」と思っても、2件3件の検査結果を受け入れる事が大事です。

でも変わらない状態は辛い

検査結果で異常がないと診断されても、発作が続くのは辛いものです。そんな時には、受診する病院の診療科の方向を変えてみましょう。パニック障害は、心療内科や精神神経科等が専門医になるので早めの受診をお薦めします。

まとめ

パニック発作、心気症そしてパニック障害についてご案内させて頂きました。症状が軽いうちに、専門医での正しい治療を行う事ができますとその分経過も早く済みます。とにかく、少しでも早く専門医に今の自分の症状等の説明をして診てもらいましょう。

精神神経科に行きにくい時には、心療内科の受診でも大丈夫です。一歩を踏み出さないと先には進めません。ストレスの多い今の時代、精神科に掛かる事はめずらしい事ではないのです。

場所が分からない時は、地方自治体のHPの医療や直接自治体で教えてもらえますから利用されると便利です。

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