突然起きたパニック障害!焦らず落ち着いて向き合いましょう
パニック障害、他人事として捉えていた人でもある日突然当事者になり得るものです。
パニック障害は前兆なく発症するものだからです。
万が一、そんな時にも慌てないように少しパニック障害についてお話します。
予兆なく、ある日突然起こるパニック障害
パニック障害が起こるきっかけはありません。ある日突然、職場でも私生活の中でもなる人はいます。具体的な代表的症状はめまいがする、心臓がドキドキし始める、息苦しくなる等です。
パニック障害を起こすと原因を考えたり、ストレスがなかったか探したりしますが、きっかけがないものなのでそれらを考える事はあまり意味がありません。
比較的パニック障害になりやすい人は?
パニック障害は突然、誰でも発症し得るものですが、なりやすい人はいます。
遺伝傾向もあります。その他、周囲の人の顔色をうかがう人や、気の弱い人も該当します。そういう人は「もしもこうなってしまったら」と予想し不安になり、それがやがて発作に繋がってしまうのです。
それが続いて、発作を恐れて行動範囲がどんどん狭くなり、外出できなくなってしまうというのもパニック障害の特徴の一つです。
周りの家族はどうしたらよいのでしょうか?
突然発作を起こしてしまった本人は勿論ですが、周りの家族にとっても突然の出来事でどうしたらよいか判らないでしょう。
家族も不安になってしまったら不安が不安を呼んで、発作も治まらなくなってしまいます。家族がまずしてあげられることは、そばについていて見守ってあげる事です。つい、心配になって励ましてしまうかもしれませんが、それは発作を起こしている本人を焦らせてしまうだけで逆効果です。
決して励ましたりせず、落ち着いてそばに寄り添っていてあげて下さい。そして、無理やりではなく、散歩でもよいので出来る範囲で一緒に外出して引きこもらないように手助けをしてあげてください。
引きこもってしまうのは回復に向けて良い事ではありません。焦らせずにゆっくりのペースで見守っていることが大切です。ある日突然起こったパニック障害は本人にとっても、周囲の家族にとっても寝耳に水でどう対応したらよいか戸惑うはずです。
お互いに信頼関係の中でゆっくり症状の改善を図っていきましょう。