「パニック障害」にかかりやすい人は?生活習慣に大きな関わりが!

パニック障害。この言葉を聞いて、「どんな病気?」と訊ねられたのなら、多くの人が、「パニックになる病気でしょ」と答えるのではないでしょうか?

まさにパニック障害とは簡単に言えば「パニック」になる病気です。

ではなぜ「パニックになるか。どんな人がかかりやすいのか。具体的に答えてください」と問われたのなら、きちんと説明できる人はきっと少ないことでしょう。

ここではパニック障害とはどういうものなのか、どういった人がかかりやすいのか、それについて詳しく説明していこうと思います。

「パニック障害」とは

パニック障害とは、急に漠然とした恐怖と不安を抱き、それによって動悸や発汗、身震いやめまいなどを感じる症状のことを言います。「急に」――これがキーワードといってもいいでしょう。

何の前触れもなくパニックに陥ることです。パニック障害は、昔は(1980年までは)不安神経症の一部として扱われてきましたが、上記で述べた決まった病状が出ることから、現在では「パニック障害」として区別されるようになりました。

突発的不安→パニック障害=不安神経症慢性的不安→全般性不安障害ということです。

「パニック障害」の原因は分かっていない

きっかけや理由なしに急に発症し、パニック発作を繰り返し、それによって日常生活に支障をきたす、それがパニック障害です。

理由がない?そうです、今もまだ、パニック障害になる理由、すなわち原因(心理的要因)は明らかになっておりません。脳内ノルアドレナリン系、あるいはセロトニン系の機能不全などが有力ですが(そういった薬が効くため)、明確な原因は分かっていないのです。

ただ、様々な研究、実験から、「なりやすい人」は明らかになっています。ではどんな人がなりやすいのか。それは、「性別」や「年齢」や「職種」といった分類ではありません。

「生活習慣」パニック障害になる人は、生活習慣が非常に似ているのです。すなわち、日々の生活の過ごし方次第で、パニック障害発病リスクが高まる、ということです。

「パニック障害」は生活習慣に大きな関わりを持っている

①人間関係のよるストレス増加が原因②睡眠不足が原因③喫煙が原因④アルコールが原因⑤カフェインが原因上記のことが研究や実験によって明らかになっています。ここで言いたいのは、「生活習慣」がパニック障害に大きな関わりを持っているのなら、変えようと思えば変えられる、ということです。

まず、「①人間関係のよるストレス増加が原因」。これはある程度予想できた人が多いと思いますが、繊細な人がパニック障害になりやすい傾向があります。しかし、仕事の関係上、どうしてもつき合わなければいけない嫌な人もいるでしょう。

嫌悪感を抱く、そんな人です。①から⑤の原因の中では一番対処が難しいと思います。ですが、「深呼吸を一つする」「この嫌な奴は私にとっての人生の脇役」と思う、強く思い込む、そういう対処法だけで随分と気が楽になるはずです。

「②睡眠不足が原因」。こちらも①同様に今の世の中、なかなか難しいですが、脳内時計が遅れるということは、全ての悪循環へとつながります。睡眠不足→過労になる→怠さを覚える→お腹が空かない→そして身体におかしなところが出てくる、という流れに陥ります。

どんな病気でもそうですが、一度かかってしまうと、治すのが大変です。まずはかからないこと、これを意識して過ごしてください。「③喫煙が原因」は禁煙可能なので、できれば、「脱・煙草」を頑張ってみてください。

「④アルコールが原因」は、アルコールは不安を取り除く効果のあるものですが、長続きはしません。つまり強烈なリバウンドがあるということです。「何だか不安だ。お酒を飲もう」はかえってパニック状態に陥る結果になる可能性が高いです。

節酒を心掛ける、これがいいでしょう。そして、「⑤カフェインが原因」。これは首を傾げたひとが多いのではないでしょうか。カフェインの代表ともいえるコーヒーは、パニック障害の原因・リスクを高めるということが、はっきりと分かっているのです。

「パニック障害」とコーヒー(カフェイン)の関係

カフェインがノルアドレナリンを促すことが立証されています。言葉を換えるのなら、パニック障害を持つ人は、カフェインの不安誘導作用に敏感なのです。パニック障害になる人は、カフェイン好きであり、またカフェインをとった後にパニック症状を覚える人が多くいることも分かってるのです。

もちろん覚醒作用のあるカフェインですから、ある程度はいいでしょう。ですが、コーヒーの飲み過ぎは厳禁です。もっと言うのならば、パニック障害の兆候がある方は、カフェインをとらない生活をおすすめしたいです。

このように「パニック障害」は「生活習慣」に大きな関わりがあります。意識であり、自制であり、実行であり、日々の心構えが重要と言えるでしょう。

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