不安障害の自覚症状と治療法、治療のステップについて 女性 33歳 M.N.さん

今でも忘れない、不安障害の割と特徴的だった兆しと、クリニックや治療のステップに繋がるまでを振り返ってみました。

最初のうちこそ戸惑いのようなものを覚えましたが、よいドクターに繋がったことや就労事業所での生活訓練にも意味があったと思います。

初めての自覚症状

初めて異変を自覚したのは学校の卒業後ぐらいの頃だったでしょうか、当初スポーツの養成校に通っていた私は、実践授業を終えた直後に起きた、ガクガクとした激しい心臓の動悸を今でも覚えています。

ひとコマ90分ほどの運動授業を終えて、汗だくになった体でロッカーで着替えをしているときのことでした。単に運動後だから心拍数が上がっているのと何か違うと言いますか、明らかにおかしいのです。

通常、運動後というものは心拍数が高まるのと同時にスッキリした爽快感が心身に伴うのが普通の反応であることに対し、私の当初の心身反応は不快なものでした。

その道で生きようという決意と覚悟の上、やっていることは自分の好きで選んだ学校だったはずですが、卒業後はプロの指導者になることを前提としての養成校だったため、実践主体での内容が当時の私には過剰ノルマのような負荷となったのだと、後々振り返ると分かりました。

授業の間、体はどうにか動いていたものの、何しろ強い不安の伴った収拾のつかないようなガクガクと細かく震えるような動悸が半端ではなかったのです。

自覚後に取った対処ステップ

人の健康に貢献する道に生きようと考えていたぐらいの私なりに、日頃からそれまで自分の健康管理には努めていたことも幸いしてそんな身体反応に対し、これはちょっと普通じゃないとすぐに分かったため、事情を主任の先生にお話しして、学校の方は辞退して病院で診てもらう旨を伝えました。

大変幸いなことに、先生はとても私の容態についてとてもよく理解をして下さり、私の出した決断には間違いはないでしょうとのお言葉の上、学校の辞退についてはもちろんクラスのみんなには家庭の事情でとお伝えしておきますとまで配慮をして下さって涙が出るほど嬉しかったです。

早い段階で自分の異変に気づいたため、授業料は支払わなくてもいいということになり、実質テキスト代ぐらいしか発生しなかった経済的損失の軽さも助かりました。先生はこうした問題へのきちんとしたケアの必要性をとてもよく理解されている先生でした。

繋がった病院と投薬治療

すぐに駆けつけた精神科の病院では、担当医から不安障害と診断がされ、服薬を中心とした治療通院を続けました。治療に直結する問題ですからドクターの質というものはとても大切です。

私の先生の場合は段階的に薬を調節するためのお話しだけでなく、今後の就労ステップの相談にも乗ってくださったので言いなり医療にはならなかったのが恵まれていたと思います。

ちゃんとした投薬治療をするときにはするということを踏まえ、人間的にも信頼できる先生だったので何かと助かりました。

このためある程度私が薬を減らしたいという希望もお話しを分かって下さったり、まず就労事業所に通って生活訓練や働く訓練をするために手続き上必要な意見書など、書類も書いてくれて助かりました。

就労事業所への通所

なかなかそう簡単にはよくならない状態はもちろんつらいものでしたが、しばらくして社会との接点や仕事を始めとする社会生活全体を段階的に整えていきたい意欲が芽生え、まず自分の暮らす自治体のケースワーカーを訪ねてざっくりと洗いざらい状況などをお話しし、福祉事業所への通所を始めました。

色々な意味でつらいなりにもこうして苦しんでいるのは社会の中で私一人だけじゃないことを知るためにも、同じ苦しみを背負いながらも社会復帰を試みている仲間の姿を求めたていたことからでもありました。

長期戦で治療と社会復帰に臨むことは決して簡単な道のりではありませんでしたが、だからこそ同じ施設に通所する仲間うちの存在は意味がありました。その後体調や目的に合わせながら施設は変わりましたが、何だかんだ仲間の存在は大きいということはその後も同じです。

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